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Renewal!!

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こちらのサイトは2015年5月までのアーカイブページになります。

アルゼンチンサッカーラインセンスpart1

よーやコーチです。

今回は私の第二の故郷、南米アルゼンチン共和国について少し書きたいと思います。
人口約4千万、土地の広さは世界第8位。ちなみに我が国日本は土地の広さは世界第62位です。
ま、土地が有り余ってるって事です。
多分牛の方が人口より多いです笑
主食はパンとパスタで、週末やパーティの時はとにかく肉をやいて食べる(アサード)が人気です。
日本人の大好きなお米はと言いますと、アルゼンチン友達曰く、病人の食べ物だそうです笑
あとは、最近日本でも売っている太陽のマテ茶が特徴的ですね。
日本ではペットボトルで冷たいお茶として売っていますが、アルゼンチンでは冷たく飲む事は絶対にありません。
マテ茶専用の茶器に茶葉を直接入れて、そこに鉄製のストローをさして飲みます。勿論熱湯をそそぐので火傷には注意です。砂糖を入れて飲む人や、オレンジの皮、レモンの皮など、アレンジされることもあります。彼らは寝ても覚めてもサッカーを見てマテ茶を飲んでアサードを食べてます。
アルゼンチン国民は好きな物ランキングをつけたら、間違いなく、サッカー、マテ茶、アサード(焼肉)と言うでしょう。
南米のヨーロッパと言われるほど白人社会で結構作りはお金持ちの国です。ですが、経済が破綻して内情はかなりズタボロです。
南米と言うと危険なイメージがありますが、本当に危険です。日本気分で行くと1000%危険な目に合います。実際自分も3回ほど拳銃を突きつけられました。そして一回強盗に刺されて首元から血が吹き出しました笑
その話は後日アップします。

アルゼンチンを語り出すととまらないのでこの辺でタイトルのアルゼンチンサッカーライセンスについてです^o^
ライセンスは二年間で取得できます。
このライセンスがないと、監督をやることができません。ちなみに日本だとS級ライセンスにあたるそうです。
それはそうですよね、サッカー大国アルゼンチン様ですから。
とはいってもそう簡単にとれる代物ではございません。自分の時は週3ペースで通いました(施設によって頻度、時間が違います)アルゼンチンサッカー協会が設置した施設等が各地にあってそこに通います。
授業内容も、かなり濃いです。
とくに驚いたのは、サッカーの事は勿論ですが、心理学をかなりメインにやりました。
各年代の接し方、話し方、問いかけ方と本当に細かく深くやります。
そして土日は色々なチームに派遣されたり、実技の講習や意見交換もやります。とにかくコミュニケーション能力は凄いです。
よーやコーチは多分前世はアルゼンチン人だった気がします。笑
その中でも特に楽しみにしてた授業が、実際の子供を何人が呼んで、その子を怒らせたり、喜ばせたり、悲しませたり、喜怒哀楽に導く授業でした。
その時初めて指導者にはある程度のキャラ作りが必要なことを学びました。
子供一人、一人みんな感情は違いますよね。さらに学年によっても違うし、家庭環境によってもちがう。
よーやコーチも、小西コーチも指導者の良し悪しは、サッカーのメニュー作りや、勝負の勝ち負けだとは思っていません。
子供達の個(感情や、性格)を見抜く力、そしてそれに合わせた指導を行える事こそが良き指導者としての、資質だとおもってます。

よーやコーチが指導に当たる時は一見、てきとうに見えますが、実はかなり気を配っています。こどもの顔を見てその子が元気かどうか?学校で嫌なことがあったかどうか? お腹が空いてるかどうか?
トイレに行きたそうかどうか?
子供に聞いたり、話したりしながら、問題があればそれを解決できる方法を話したり、凄くいい状態なのであれば、それをもっと良くするためのアドバイスをしたりと、ずっと子供達を観察してるんです。
それによってチームわけをしたり、工夫を施します。
そんなこんなで又々長くなってしまいました。読んでいただきありがとうございます。
とにかく、怒ってばかりや上辺だけの知ったかぶりコーチではなく、関わった子供達の一生の記憶に残る指導者になれるように頑張りますので今後共よろしくお願い致します。
ではまたアルゼンチンライセンスPART2でお会いしましょう。

p.s  子供達との交換日記始めました^o^ 子供が興味を示せば是非お声掛けください。現在、6人。